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ThinkPadを買って1年経った

はじめに

タイトルのとおり、ThinkPadを買って1年使ったので何となく使い勝手とかを書いてみる。 なお、機種はThinkPad X1 Carbon Gen6(2018年モデル)。

購入経緯

外で作業する際のノートPCとしてはMacbook Pro 2015を持っていた。しかしさすがに動作が不安定になってきたのと、意外に重くて持ち歩くのが辛くなってきたため新しいPCを買うことを決めた。

まぁ半分以上は「そろそろThinkPadが欲しい……どうせなら強いやつが欲しい……」というものですが。

機器選定

ThinkPadがほしい」「強いThinkPadがほしい」という2つの欲求を満たそうとする時点で候補は2つに絞られた。

  1. ThinkPad X280
    X1 Carbonと同程度の1.1kgという重さで、筐体サイズはひとまわり小さい。 価格も8万円台~なのでお財布にも優しい。ちなみにCTOでCore i7・メモリ16GB を選択して強くすると16万~と価格も強くなる。
  2. ThinkPad X1 Carbon
    モバイル用途のThinkPadにおける最上位モデル(と勝手に認識している)で、名前のとおりカーボンを使用して剛性と軽量性を両立している。X280と同程度の重さだが、画面サイズが14インチになる。

どちらも良い機器だが、「強い」ThinkPadを使いたかったので最終的にX1 Carbonを選択した。

CTO

ThinkPadはCTOでスペックのカスタマイズができる。以下、選択したCTO項目。

主要項目

  • CPU/メモリ:Core i7 & 16GB
    メモリを16GBにしようとするとCPUの選択肢は必然的にCore i7となる。
  • ディスプレイ:14.0型WQHD液晶 (2560x1440 IPS 300nit) 光沢なし
    フルHDとWQHDを選択できるが、作業領域を広く取りたかったためWQHDを選択した。光沢有無に関しては、Macの美しい画面光沢で痛い思いをしていたので迷わず非光沢を選択。
  • ストレージ:128GB ソリッドステートドライブ (M.2 2280, SATA)
    ThinkPad X1 Carbonのストレージは交換可能となっている。よほどのことが無い限りCTO項目でストレージ容量を増やすよりも自分で買ってきて交換したほうが安くつくと思う。
  • OS:Windows 10 Home 64bit
    Hyper-Vを使う予定もリモートデスクトップサーバにする予定も無いので、まぁHomeで良いかなと。どうしてもProを使う必要が出てきた場合にアップグレードすれば良いと判断した。

    その他

  • キーボード:英語キーボード
  • カメラ:IRカメラ(Windows Hello対応)

USキーボードは気分で選んだ。IRカメラはWindows Helloしてみたかったので選んだ(現在はCTO項目で選択不可?)。

これにクーポンやナイトセールの値引きが適用され、最終的な価格は 186,754円 となった。これだけ盛りに盛って20万を切るのならば安いと思う。ThinkPadはクーポン使って平日夜間に注文しろ。

購入後

台湾で組み立て後に運ばれてくるので、注文後手元に届くまで2週間弱ほどかかった。米沢モデルならもっと早いのかもしれない。

なお、SSDは早々にWDのM.2 SATA3 500GBに交換した。

SSD交換に際してOSバックアップを進める図。なお1年後の現時点においてバックアップメディアの所在は不明。

NVMeのほうがSATA3よりも高速だが、その分消費電力も大きくなるためSATA3とした。速度面での不満は特に発生していない。元々入っていたM.2 SSDは外付けケースを買ってきて外部ストレージとして活用している。

実際には秋葉原で1,000円くらいで売っていた知らないメーカーのものだが、こういうのを買ってきて中に元々ThinkPadに搭載されていたSSDを入れている。

特に開封の儀を記録してはいないので、あとは1年感使ってみた感想など。

キーボード周り

ThinkPadといえばキーボードと言われる(?)のも納得。キーピッチは広いし、変態キーボード配列でもないので、癖なく入力できる。キーストロークは比較的深く、打鍵感はしっかりとしている。この辺は人によって好みが分かれそう。1年使い続けたが、キーボードの反応が悪くなるといったことも起こっていない。

伝統のポインティングデバイス(赤ポチ)もあり、ホームポジションから最小限の移動で操作可能。結構汚れて黒ずんできたので、そろそろ新しいものに交換したい。

外装とか剛性とか

こちらもThinkPad伝統のピーチスキン加工で不思議な手触り。撫でてて飽きないが、指紋や水滴などがつくと結構目立ってしまう。 海外に連れて行ったり、ケースに入れないままカバンに放り込んだり、枕の下に敷いたまま寝てしまったりと割と雑な使い方をしているが筐体が歪んでいる気配は無い。

スペック

仮想マシンを起動しながらの作業を行うこともあるが、VM側にCPU2プロセッサ、メモリ8GBを割り振っても快適に作業することができる。動作自体は快適だが、それなりに発熱する状態となるので足の上に乗せて作業するときなどは注意が必要となる。この状態になるとファン音も結構うるさい。

おわりに

ThinkPadを褒めてばかりの投稿となったが、実際使っていて不満は特に無い。飽きのこないデザインだし、きっと今後も長く使い続けることになると思う。

ちなみにThinkPadも他のPCと同じく毎年モデルチェンジしている。

ThinkPad X1 Carbonは年始のCESで2019年モデルが発表されている。電源ボタンの位置が変更されたり、4Kディスプレイが選べるようになったりと変更点がある。日本国内向けの発売日は未定だが2019年モデルを待ったり、2019年モデルの発売後にあわせて価格が下がった2018年モデルを買うのも良いかもしれない。

japanese.engadget.com

また、1年前にX1 Carbonと悩んだThinkPad X280は、後継機種がThinkPad X380にモデルチェンジして発売されている。本体サイズが少し大きくなるものの、ディスプレイが狭額縁の13.3型で、イメージとしてはX280とX1 Carbonの中間くらいとなる。

www.lenovo.com

今選ぶなら価格と使い勝手のバランスがさらに良くなったX390を買っているかもしれないが、「欲しい時が買い時」なので。